幼児期の読み聞かせにおすすめの科学絵本「ちのはなし」

ブックレビュー

この絵本について

タイトル: ちのはなし
かがくのとも絵本/作:堀内誠一
文字量:1ページあたり150文字程度 

読み継がれる良書

主人の実家の本棚に並んでいる絵本。
数十年前に、義理母が自分の子どものために購入した絵本です。
当時、子どもにどんな思いを伝えたくて購入したのか、その愛情が伝わってくるほど、とてもきれいな保管状態でした。

現在、実家に集まる孫たちも、みんなこの絵本が大好きです。
数十年にわたって、読み継がれている良書だと思います。

小さい頃はよく転びます。ケガをします。
血を見たり、転んで痛い!という感覚もすでに体験しているためか、子どもたちは「この絵本を読んで」と持ってくることが多いです。どちらかというと、真顔で(真剣に)聞いているように感じます。

体の仕組みを知る

「ち」に関するはなしが、大きなイラストとともに詳細に説明されています。赤血球や血管の仕組み、なぜ怪我をすると血がでるのか、心臓から血管を通って、体中に血が行き届いているなど、内容自体は比較的難しいものです。

自分の体に何が起こっているのか、そんなことを想像しながら聞いているのでしょうか?内容は難しくて分からなくても、血がどんなものなのか、イラストからでもなんとなく理解できるほど、血管などが細部まで描写されています。

月齢の大きい5、6歳なら、体に起こる仕組みについて知るきっかけになります。月齢の小さい2、3歳なら実際に転んだ時に血が出ても、血がどういったものなのか、未知のものではなくなるので、知っているだけで少しは痛みが軽減する助けになるかもしれません。